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Clinic
こんなお悩みありませんか？
- 食後に胃が痛む、もたれる感じがする
- みぞおちに不快感や痛みがある
- 急な吐き気や嘔吐がある
- 食欲がなく、体重が減ってきた
- 胸やけやげっぷが多い
- 胃の違和感が長く続いている
これらの症状は急性胃炎や慢性胃炎のサインかもしれません。八尾市の高安駅前にあるくずもと内科クリニックでは、胃炎の診断・治療をおこなっています。
急性胃炎とは
急性胃炎は、短期間に急激に発症する胃の粘膜の炎症です。原因が取り除かれれば比較的短期間で回復することが多い疾患です。
急性胃炎の主な原因
- 暴飲暴食や刺激物の過剰摂取
- 細菌・ウイルス・真菌の感染
- 過度のストレス
- 消炎鎮痛剤や抗生剤などの薬の副作用
- アルコールの過剰摂取
- 肝硬変や腎不全などの慢性疾患
急性胃炎の症状
- 胃やみぞおちの痛み
- 急な吐き気、嘔吐
- げっぷの多発
- 発熱（感染が原因の場合）
- 食欲不振
急性胃炎の治療法
生活習慣指導
暴飲暴食や偏った食事を避け、症状に応じた食事療法をおこないます。必要に応じて、他科のかかりつけ医と連携し、患者さまが服用中の薬の使用を見直すこともあります。ストレスが原因の場合は、ストレス軽減のためのアドバイスもおこないます。
薬物療法
- 胃酸分泌抑制薬（プロトンポンプ阻害薬、H2ブロッカーなど）
- 制酸薬（胃酸を中和する薬）
- 胃粘膜保護薬
- 症状に応じた対症療法薬
慢性胃炎（萎縮性胃炎）とは
慢性胃炎は、長期間にわたって胃の粘膜に炎症が続く状態です。特に胃粘膜が萎縮する「萎縮性胃炎」は、胃がんのリスク因子となるため注意が必要です。
慢性胃炎の主な原因
- ヘリコバクター・ピロリ菌の持続感染（最も多い原因）
- サイトメガロウイルス感染
- 消炎鎮痛剤の長期使用
- クローン病などの自己免疫疾患
- 肝硬変・腎不全などの全身疾患
慢性胃炎の症状
- 胃痛（軽度から中等度）
- 胃もたれ、胸やけ
- げっぷの多発
- 膨満感
- 食欲不振
- 体重減少
慢性胃炎の治療法
ピロリ菌の除菌治療
ピロリ菌検査で陽性の場合、抗生物質と胃酸分泌抑制薬による除菌治療をおこないます。除菌に成功すると、胃粘膜の炎症が改善し、胃がんのリスクも低下します。
生活習慣指導
症状に応じた食事療法や生活習慣の改善を指導します。また、必要に応じて服用中の薬の見直しもおこないます。
薬物療法
- 胃酸分泌抑制薬
- 制酸薬
- 胃粘膜保護薬
- 胃運動機能調整薬
原因疾患の治療
他の疾患が原因となっている場合は、その原因疾患に対する治療も並行しておこないます。
急性胃炎と慢性胃炎の違い
| 項目 | 急性胃炎 | 慢性胃炎（萎縮性胃炎） |
|---|---|---|
| 発症 | 急激に発症 | 徐々に進行、長期間持続 |
| 主な原因 | 暴飲暴食、急性感染、薬の副作用、ストレス | ピロリ菌感染、自己免疫疾患、薬の長期使用 |
| 症状 | 激しい胃痛、吐き気、嘔吐、発熱など | 軽度から中等度の胃痛、胃もたれ、食欲不振など |
| 経過 | 原因除去で短期間に改善することが多い | 慢性的に継続、萎縮が進行する場合も |
| 治療 | 対症療法、生活習慣改善 | ピロリ菌除菌、薬物療法、生活習慣改善 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
検査と診断
当院では、胃炎の正確な診断のために次のような必要に応じた検査をおこなっています。
問診
症状に加え、服用中の薬、持病、既往歴などについてくわしくお聞きします。
胃カメラ検査（胃内視鏡検査）
胃の内部を直接観察することで、炎症の程度や範囲、萎縮の有無などを確認します。必要に応じて組織を一部採取し、くわしい検査をおこなうこともあります。
ピロリ菌検査
血液検査、呼気検査、便検査、または胃カメラ時の組織検査によってピロリ菌感染の有無を調べます。
その他の検査
症状や経過に応じて、血液検査やレントゲン検査などもおこないます。
胃の不調でお悩みの方は、早めの受診をおすすめします
特にピロリ菌が原因の慢性胃炎は、適切な治療で症状改善だけでなく、胃がん予防にもつながります。くずもと内科クリニックでは、高安駅前という便利な場所で、精度の高い内視鏡システムと経験豊富な内視鏡専門医による胃炎の診断・治療をご提供しています。
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