「健康診断でピロリ菌が陽性と言われた」「親が胃がんになったので自分も心配」――。
そんな不安をお持ちではありませんか?
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、自覚症状がほとんどないまま胃の中に棲みつき、胃がん・胃潰瘍・慢性胃炎の引き金になる細菌です。
八尾市・高安エリアで消化器内科の専門診療を行うくずもと内科クリニックが、ピロリ菌を放置するリスクと、検査・除菌治療の流れについてわかりやすく解説します。
こんなお悩み・ご心配はありませんか?
以下のような項目に心当たりがある方は、ぜひ最後までお読みください。
- 健康診断や人間ドックで「ピロリ菌陽性」と指摘された
- 胃もたれ・胃の痛み・胸やけが繰り返し起こる
- 家族(親・きょうだい)に胃がんや胃潰瘍になった人がいる
- 子どもの頃、井戸水を飲んで育った
- 慢性胃炎や胃潰瘍と診断されたことがある
- 胃の検査をここ数年受けていない
ひとつでも当てはまる方は、一度ピロリ菌の検査を検討することをおすすめします。
ピロリ菌とは?どんな細菌なのか
胃の中に棲みつく細菌
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、強い酸性の胃の中でも生きられる特殊な細菌です。
本来、胃酸によって多くの細菌は死滅しますが、ピロリ菌は自らアンモニアを出して胃酸を中和し、胃の粘膜にとりついて長期間棲み続けます。
このピロリ菌が出す物質によって胃の粘膜が傷つき、さまざまな胃の病気を引き起こします。
日本人の感染率と感染経路
ピロリ菌の感染は、上下水道が十分に整っていなかった時代の幼少期の経口感染が主な原因と考えられています。そのため、若い世代では感染率が下がっている一方、中高年世代では今も感染率が高いのが特徴です。
- 主に5歳くらいまでの幼少期に感染するといわれている
- 井戸水・湧き水などを介した感染が多かったと考えられている
- 大人になってから新たに感染することは比較的少ない
- 知らないうちに感染し、自覚症状がないまま経過することが多い

ピロリ菌を放置するとどうなる?
慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因に
ピロリ菌に感染すると、まず胃の粘膜に炎症が起こり慢性胃炎へと進行します。
炎症が長く続くと胃の防御機能が弱まり、胃潰瘍・十二指腸潰瘍を起こしやすくなります。
「胃もたれ」「みぞおちの痛み」といった症状の裏に、ピロリ菌が隠れているケースは少なくありません。
萎縮性胃炎から胃がんへのリスク
ピロリ菌感染が長期間続くと、胃の粘膜が薄くやせていく「萎縮性胃炎(いしゅくせいいえん)」へと進行します。
この萎縮性胃炎は胃がんが発生しやすい状態として知られており、胃がんの最大の原因はピロリ菌感染であることが明らかになっています。
胃がんは早期にはほとんど症状が出ないため、原因となるピロリ菌の段階で対処することがとても重要です。
除菌すれば胃がんリスクを下げられる
大切なのは、ピロリ菌を除菌することで、将来の胃がんリスクを下げられるという点です。
すでに進んでしまった萎縮を完全に元へ戻すことは難しいものの、除菌によって炎症の進行を止め、胃がんの発生リスクを大きく減らせることがわかっています。
「胃の調子が悪い」「ピロリ菌が陽性だった」という段階で行動することが、将来の大きな病気を防ぐ第一歩になります。
ピロリ菌の検査方法
ピロリ菌の検査には、胃カメラを使う方法と使わない方法があります。当院では、胃の状態そのものも同時に確認できる胃カメラ検査をおすすめしています。
胃カメラを使う検査
胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)の際に胃の粘膜を一部採取し、ピロリ菌がいるかどうかを調べます。
胃カメラを使う最大のメリットは、ピロリ菌の有無に加えて、すでに胃炎・胃潰瘍・胃がんなどが起きていないかを同時にチェックできる点です。
胃カメラを使わない検査
- 尿素呼気試験(呼気を採取して調べる)
- 便中抗原検査(便を採取して調べる)
- 血液・尿の抗体検査
これらは体への負担が少ない検査ですが、胃の状態そのものは確認できません。
そのため、「ピロリ菌の有無」と「胃の健康状態」を一度に確認できる胃カメラ検査が、より確実な選択といえます。

ピロリ菌の除菌治療の流れ
1次除菌・2次除菌
ピロリ菌の除菌治療は、2種類の抗菌薬と胃酸を抑える薬の合計3剤を、1日2回・7日間内服するだけの簡単な方法です。
最初の治療(1次除菌)で除菌できなかった場合は、薬を変えて再度行う2次除菌へ進みます。
1次・2次を合わせると、多くの方が除菌に成功します。
除菌中の注意点
- 処方された薬は途中でやめず、7日間きちんと飲みきる
- 除菌中はできるだけ飲酒・喫煙を控える
- 軟便・味覚の変化などの副作用が出ることがあるが、多くは一時的
除菌できたかどうかの判定
薬を飲み終えてから一定期間をあけて、本当にピロリ菌がいなくなったかを判定する検査を行います。
ここで「陰性」が確認できて、はじめて除菌成功となります。判定検査まできちんと受けることが大切です。
なお、除菌に成功しても胃がんのリスクがゼロになるわけではないため、除菌後も定期的な胃カメラ検査による経過観察をおすすめしています。
くずもと内科クリニックのピロリ菌検査・除菌
当院は、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医である院長が、すべての内視鏡検査を担当しています。
専門医による苦痛の少ない胃カメラ検査
当院では鎮静剤を使用した「眠っている間に終わる胃カメラ」を標準としており、検査中の不快感を最小限に抑えています。
鼻からの挿入(経鼻内視鏡)にも対応しているため、患者さまのご希望に合わせてお選びいただけます。
ピロリ菌の確認と胃の精密なチェックを、苦痛の少ない検査で一度に行えます。
高安駅から徒歩1分・土曜日も診療
近鉄高安駅から徒歩1分の好立地で、八尾市内はもちろん、山本・志紀・久宝寺方面など近鉄大阪線沿線からも通院しやすい環境です。
土曜日の午前も診療しているため、平日はお忙しい方も検査・治療を受けやすいクリニックです。
気になる方は、早めにピロリ菌検査を
ピロリ菌は、自覚症状がないまま静かに胃を傷つけ続ける細菌です。
「健診で陽性だった」「家族に胃がんの人がいる」という方は、放置せず一度検査を受けてみませんか?
ピロリ菌が見つかっても、除菌すれば将来の胃がんリスクを下げることができます。
八尾市・高安でピロリ菌検査・除菌をお考えの方へ
くずもと内科クリニックは、近鉄高安駅から徒歩1分の場所にあり、土曜日も午前診療を行っています。
八尾市内はもちろん、山本・志紀・久宝寺エリアなど近鉄大阪線沿線からも通院しやすい立地です。
ピロリ菌の検査・除菌から、その後の胃カメラによる経過観察まで一貫して対応いたします。
消化器内視鏡専門医を持つ院長が、あなたの胃の状態に合わせた診療をご提供いたします。
くずもと内科クリニック
〒581-0021 大阪府八尾市山本高安町2丁目13-3 高安クリニックビル3階
TEL:072-922-9127
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