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便が緑色になるのはなぜ?下痢を伴うときの原因・対処法・受診の目安を消化器専門医が解説

2026.07.02
便が緑色になるのはなぜ?下痢を伴うときの原因・対処法・受診の目安を消化器専門医が解説

こんにちは、八尾市のくずもと内科クリニック院長の葛本です。

「便が緑色っぽくてびっくりした」「下痢と一緒に緑がかった便が出た」――。
トイレでふと気づいて、不安になった経験はありませんか?

便の色は、その日の食事や腸の働き、体調によって意外と変化するものです。
多くの場合は心配のいらないものですが、なかには消化器の不調やお腹の病気が隠れているサインのこともあります。

八尾市で消化器内科の専門診療を行うくずもと内科クリニックが、便が緑色になる原因と、下痢を伴うときに気をつけたいポイント、そして受診の目安についてわかりやすく解説します。

こんなお悩み、ありませんか?

次のような症状に心当たりのある方は、ぜひ最後までお読みください。

  • 便が緑色・濃い緑がかった色をしている
  • 下痢と一緒に色のおかしい便が出た
  • お腹の張りやゴロゴロ感が続いている
  • 軟便・下痢が数日以上おさまらない
  • 吐き気や腹痛をともなうことがある
  • 便の色や形の変化が気になっている

ひとつでも当てはまる方は、原因を正しく知っておくことが安心につながります。

なぜ便は「緑色」になるの?

便の色を決めているのは「胆汁」

そもそも便の色は、肝臓でつくられる胆汁(たんじゅう)という消化液の色に大きく左右されます。
分泌されたばかりの胆汁は黄緑色をしていますが、腸の中を進むうちに腸内細菌のはたらきで変化し、最終的に便は一般的な黄色〜茶色になります。

下痢のときに緑色になりやすい理由

ところが、下痢のように腸を通過するスピードが速いと、胆汁が十分に変化しきらないまま便として出てきます。
その結果、胆汁の色がそのまま残り、便が緑色〜黄緑色に見えることがあるのです。
つまり緑色の便は、「腸の中を早く通り抜けた」というサインでもあります。

便が緑色・下痢になる主な原因

① 食べ物や飲み物の影響(多くは心配いりません)

食べたものが、そのまま便の色に反映されることがあります。

  • ほうれん草・小松菜・青汁など緑黄色野菜(クロロフィル)を多くとった
  • 青色・緑色の食品や飲料、着色料を含むお菓子を食べた
  • 脂っこい食事や食べすぎで消化が追いつかなかった

このケースは一時的なもので、体調に問題がなければ心配いりません。食事を思い返して思い当たる節があれば、様子を見て大丈夫です。

② 消化不良・ストレスによる腸の乱れ

ストレスや不規則な生活、暴飲暴食などで腸のはたらきが乱れると、便が通過するスピードが速くなり、下痢や緑色便につながることがあります。
こうしたお腹の不調が繰り返し起こる場合は、過敏性腸症候群(IBS)などが関係していることもあります。

③ 感染性胃腸炎・食中毒(要注意)

ウイルスや細菌による感染性胃腸炎・食中毒では、腸が刺激されて強い下痢が起こり、便が緑色になることがあります。
発熱・吐き気・強い腹痛・嘔吐をともなう場合は、この可能性を考える必要があります。脱水にも注意が必要です。

放置は危険?受診すべきタイミング

放置は危険?受診すべきタイミング

緑色の便そのものは、多くが一時的で心配のないものです。
しかし、次のような症状をともなう場合は、自己判断で放置せず医療機関の受診をおすすめします。

  • 下痢が数日以上続く、繰り返す
  • 38度以上の発熱をともなう
  • 激しい腹痛や嘔吐がある
  • 便に血が混じる(赤色・黒っぽい便)
  • 水分がとれず、ぐったりしている(脱水のサイン)
  • 体重が減ってきた・便の変化が長引く

特に便に血が混じる場合は、大腸の病気が隠れていることもあるため注意が必要です。
血便について詳しくはこちら

自宅でできる対処法

こまめな水分補給

下痢が続くと体から水分と塩分が失われ、脱水を起こしやすくなります。
常温の水や経口補水液を、少量ずつこまめにとるようにしましょう。冷たい飲み物の一気飲みは腸を刺激するため控えめに。

消化にやさしい食事

症状が強いときは、おかゆ・うどん・すりおろしたりんごなど、胃腸に負担の少ない食事を選びましょう。
脂っこいもの・香辛料・アルコール・カフェインは、腸を刺激するため落ち着くまで避けるのが安心です。

安静と睡眠でお腹を休める

ストレスや疲れも腸の乱れにつながります。無理をせず、しっかり休んでお腹を休ませてあげましょう。

長引く下痢・気になる便の変化は「大腸カメラ検査」で原因を確認

長引く下痢・気になる便の変化は「大腸カメラ検査」で原因を確認

対処をしても下痢や便の変化が長引く場合や、血便・体重減少などをともなう場合は、大腸の病気が隠れていないかを確認することが大切です。
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)では、大腸の粘膜を直接観察し、炎症やポリープ、大腸がんなどの有無を一度に調べることができます。

くずもと内科クリニックでは、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医である院長がすべての内視鏡検査を担当。鎮静剤を用いた「眠っている間に終わる」苦痛の少ない検査に対応しており、その場で見つかったポリープの日帰り切除も可能です。

大腸カメラ検査について詳しくはこちら

過敏性腸症候群(IBS)について詳しくはこちら

八尾市で下痢・便の不調にお悩みの方へ

八尾市で下痢・便の不調にお悩みの方へ

くずもと内科クリニックは、近鉄高安駅から徒歩1分の場所にあり、土曜日も午前診療を行っています。
八尾市内はもちろん、山本・志紀・久宝寺エリアなど近鉄大阪線沿線からも通院しやすい立地です。

「便の色がおかしい」「下痢が続く」といった不調は、放置せず一度ご相談ください。
消化器内視鏡専門医・消化器病専門医が、あなたの症状に合わせた診療をご提供いたします。

くずもと内科クリニック
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